フィードバック #
概要 #
相手の行動に対しての評価、改善点を率直に伝えます。
- 先輩/後輩、立場等関係なく、フラットに行いましょう。
- フィードバックは必ず1対1で行いましょう。
フィードバックの内容 #
- 相手のプラスになることを伝えましょう。
- 状況に合わせて内容を変えましょう。
- 強み/伸びしろ
- 上手くいっていること/変えるといいこと
- 新しく始めること/やめるといいこと/続けるといいこと
フィードバックの考え方 #
どうしたら私個人としてより良いチームメンバになれるか
どうしたらより良く一緒に働けるか
目的 #
各個人の良い点を伸ばす・悪い点を改善することで成長を促します。 また、より良いチームを作ることにつながります。
実施頻度・タイミング #
- 気づいた時点で伝えられるようになればベストです。
- フィードバックに慣れるために、チーム全体で2週間に1回フィードバックアクティビティとして実施しましょう。
進め方 #
フィードバックする側 #
気づいたことを声にあげる #
伝える内容の例)
- 良かったこと
強み、うまく行っていること- 改善できること
伸びしろ、変えるといいこと
フィードバックする際のポイント
1. 率直に意見する
2. 思いやりを持って接する
良くない例)
- 人前でフィードバックする…不快な攻撃性(1のみ)
- あの人はいい人だからと、改善点を指摘できない…ダメージを与える共感(2のみ)
- あの人に話してもしょうがないからと最初から見捨てる…操作的な不誠意(1,2共になし)
改善点については成長のチャンスとして伝える #
改善点を伝えるときのポイント 「たこめし(TASK)」
た:タイムリーに(Timely)
こ:行動できることを(Actionable)
め:明確に(Specific)
し:親切に(Kindly)
フィードバックを受ける側 #
貰ったフィードバックを真摯に受け止める #
フィードバックを受ける際のポイント
1. 相手に共感する(フィードバックする側も受ける側と同じくらい難しい)
2. 一旦、最後まで聞く
3. フィードバックを理解できているか確認する(指摘されたことをちゃんと理解できているか?)
4. 持ち帰って、あとで考える
5. 改善方法を考える
フィードバックを貰う(お願いするときの)ポイント
1. 6秒待つ(内容を考えてもらう)
2. 貰いたいフィードバックの内容は具体的に
3. タイミングを選ぶ
フィードバックアクティビティ #
フィードバックに慣れるため、チームのアクティビティとして時間を確保しましょう。
その場合、チーム内でペアを作ってお互いにフィードバックします。
例) A-Bペアの場合
- 5min フィードバックの内容を考える時間
- 10min A→B
- 5min QA
- 10min B→A
- 5min QA