ペアプログラミング #
概要 #
ペアプログラミングは、開発者がペアになってプログラミングを行うという手法です。 ドライバーとナビゲーターの二人一組でコードを書きます。 ドライバーはコードを書くのに集中し、ナビゲーターは設計を頭に浮かべたりしてドライバーの進む道を提示したり助言したりします。
なぜペアプログラミング? #
ペアでの作業で、お互いに教え合うことで、開発者間でナレッジの共有が進んだり、全体のスキルが向上したります。 常に二人の目と頭を使って作業することは、品質を確保することにつながります。 誰かと一緒にやっているということが、個人での作業よりも怠けることなく作業を続けられたり、人によってはモチベーションとなったりして、作業効率を維持することにもなります。
ペアプログラミングのポイント #
思ったことは何でも口に出してみる
ちょっとした発言によってペアの人が改善ポイントに気付いたり、リファクタリングをするきっかけになったりします。
ペアで助け合って問題解決にあたる
問題に直面して作業が進まなくなってしまったら、役割をスイッチしたり休憩を入れたりしてリフレッシュしつつ作業に臨みます。 また、既知の問題かもしれないので、他のペアに助けを求めると良いです。
ドライバーとナビゲーターの役割を頻繁にスイッチする
ドライバーとナビゲーターを固定にする必要はありません。 作業効率やナレッジ共有の観点からも役割を頻繁にスイッチすると良いです。
- 一時間ごと
- テストを書いた後、実装した後
ペアの組み合わせを入れ替える
開発者で複数のペアを作れる体制であれば、毎日組み合わせを入れ替え、ナレッジが固定のメンバーに偏らないようにします。 以下に注意してペアの組み合わせを決めます。
- 前日の作業のナレッジの共有が必要なため、ペアのいずれかは同じトラックに残す
- 経験が浅いメンバー、チームに参画したてのメンバーは、成熟したメンバーとペアを組む