まとめ

まとめ #

アジャイルソフトウェア開発宣言とアジャイル開発12の原則まで読んできました。 実はここまで具体的な開発手法は一つもでてきていません。すべてマインドセットの話になっています。

「マインドセットじゃなくて具体的な開発手法を教えてくれよ」と思われるかもしれません。 しかし、開発手法以上にこのマインドセットがアジャイルには大事です。 ここまでの文書を読んで分かる通り、そもそもアジャイルでは具体的な開発手法は定めていないのです。 ここはウォーターフォールと決定的に違うため混乱される方も多いかもしれません。 アジャイルはあらゆる変化を受け入れることを前提にした開発モデルです。 開発手法までガチガチに規定してしまうと変化への対応が難しくなるため、こういう形をとっていると考えるとよいでしょう。

アジャイルでは各々のチームのやり方に合わせて、開発手法を自律的にどんどん変えていきます。 その中で、チーム運営やプロダクト開発の流れに悩みが出てくることもあると思います。 そうしたときに、この原理原則を思い返すことはとても大事です。

ではそれを踏まえて具体的なアジャイルの開発手法を次から紹介していこうと思います。 具体的な開発手法としては「スクラム」や「エクストリーム・プログラミング」といった手法が提唱されおり、 よく採用されています。

では次にスクラムやエクストリーム・プログラミングを学んで具体的な開発手法を学びましょう。

スクラムとは